【80/365】spring storm 〜春の嵐〜
いやあ、すごい嵐でした。
雨もすごかったのですが、風が強くて看板や木の枝が道に散乱していました。
春の嵐は台風のような気持ちの準備がないので怖いですね。
春の嵐は英語で
spring storm
です。
海外に出かけて天気予報を見ると、気象用語がたくさん出てきて勉強になります。
旅行中、晴れる時ばかりではなく荒天に遭遇することもあります。
ベルテンポ史上、歴史に残る荒天のひとつがアイスランド、レイキャビクの旅。
到着翌日、ホテルのロビーに張り出された掲示です。
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Violent storm with hurricane like wingsts more
and less in all Iceland.
Danger of flooding rivers and slush-or mudfloods.
DANGEROUS traveling conditions throughout
the country until Saturday evening.
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stormが嵐ですから、Violent stormは暴風雨、とんでもなく強い雨、風、雷、そんなニュアンスです。アイスランドの旅もまさに3月でしたから春の嵐。
テレビニュースでキャスターは「外に出るな」「本当に危ない」と連呼していましたが、
本当に凄かったです。
爆弾低気圧が去った翌日は嘘のように晴れ渡っていました。
表面的に観光地を巡る旅なら「雨で残念」という感じだったのでしょうが、
バスのドライバーさんや現地ガイドさんと、アイスランドの歴史や文化、国民性など、
そして小さな島で人々が共生していくための社会のありようを知ることが出来ました。
人口30万人そこそこで国を運営しているのですから、そこには叡智の結集が必要です。
日本は1億人以上が意見を統一させるのは無理です。
異なる意見を受け止める多様性が苦手な人たちですが、
日本って本当に素敵な国なので、若い人がのびのびとアイディアを形にできる社会にしたいですね。
We are Doers !
高萩徳宗
2021.3.21.