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卒業生

宮脇咲良、泣き通しでHKT48卒業 指原莉乃、兒玉遥にも見送られ 再会を約束して10年の活動に幕

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 アイドルグループ・HKT48の宮脇咲良が19日、福岡・マリンメッセ福岡 A館で卒業コンサート『〜Bouquet〜』を行い、2011年7月の加入から10年におよぶ活動に終止符を打った。

 本編クライマックスに卒業生の指原莉乃や兒玉遥が駆けつけ、「12秒」「最高かよ」を披露。会場に感動の余韻が残る中、宮脇はアンコールのセレモニーに淡い桜色のドレス姿で登場した。ソロで「あなたがいてくれたから」を熱唱すると、「大人になれたでしょうか? あの頃の私よりも…」のところで涙で声をつまらせた。

 卒業スピーチでは終始泣き通しで、スタッフ、秋元康総合プロデューサー、家族、メンバーに感謝。最後はファンに向けて「私はこの10年間、順位をつけるもので一度も1位なったことはありません。でも私はいつも応援してくれているファンの皆さんの1位だったんじゃないかなと思います。ファンの皆さんがこんな私を特別な1位にしてくれました」と涙ながらに感謝の気持ちを伝えた。

 今後の進路については言及しなかったが、「私の選んだ道をいつも応援してくれる皆さんがいるから、私はこの場所から一歩足を踏み出し、また違う夢へと旅立つことができます」と話し、「また会える日を楽しみにしています」と再会を誓った。

 秋元氏が宮脇のために書き下ろした卒業曲「思い出にするにはまだ早すぎる」、自身が初の単独センターを務めたAKB48の「君はメロディー」を涙ながらに熱唱。最後にもう一度、指原と兒玉を呼び入れると、兒玉には「ずっと横で戦ってくれて、HKT48を引っ張ってくれてありがとう」と感謝。

 指原に対しては「これからも今までどおり仲良くしてくれたらうれしいです」と伝え、こちらも泣き通しだった指原は「咲良のほうが稼いでお寿司をおごってくれることを信じているから」と冗談めかし、この日2度目となる「桜、みんなで食べた」を明るく歌って締めくくり、10年のHKT48の活動に終止符を打った。

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