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水口優也騎手が現役引退「競馬を愛しています」 今後は若手育成など人材支援の道へ

JRA所属の水口優也騎手(34)が、2024年6月29日をもって現役を引退した。京都競馬場で行われた第11レースがラストライドとなり、多くのファンが見守る中、騎手としての13年間のキャリアに幕を下ろした。水口騎手はレース後、「競馬を心から愛しています。ここまで走り続けることができて、本当に幸せでした」と涙ながらに語り、騎手としての最後の一日をしっかりと噛み締めた。

水口騎手は2011年にデビューし、通算322勝を挙げるなど、堅実な成績を積み重ねてきた。地方交流競走やローカル開催を中心に地道な努力を続け、その誠実な騎乗ぶりと温厚な人柄で、調教師や厩務員からの信頼も厚かった。「派手さはないが、確実な仕事をしてくれる騎手」として、現場では高く評価されていた。

引退の決断については、「若手の台頭が目覚ましい中で、自分の役割は次の世代を支えることにある」と語り、今後はJRAの育成機関や調教師のアシスタントなど、人材育成や競馬界の裏方としての活動に力を注いでいく予定だ。競馬学校時代の恩師や、現場での数々の経験が、自身の新たな目標へと導いたという。

引退セレモニーでは、ファンから温かい拍手と声援が送られ、水口騎手も感極まりながら「応援してくれたすべての方々に感謝しています。これからも競馬の素晴らしさを伝えていけるよう努力します」と述べた。SNSなどでも「お疲れさまでした」「次のステージでも頑張ってほしい」といった感謝と激励のコメントが多く寄せられている。

競馬という舞台からは一旦降りるものの、「いつかまた競馬場で皆さんに会いたい」と語る水口騎手。第二の人生でも、競馬界に対する愛と情熱を胸に、未来を担う若者たちの育成に尽力していく。

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