香港のシャティン競馬場で行われた国際G1レース「香港マイル」に、日本馬ソウルラッシュが出走し、惜しくも2着となった。勝利には届かなかったものの、世界の強豪がそろう大舞台で堂々たる走りを披露し、存在感を強く印象づけた。

レースは、引退レースとして連覇を狙う地元の超人気馬を中心にハイレベルな展開となった。ソウルラッシュは中団からレースを進め、直線では鋭い末脚を発揮。ゴール前では勝ち馬と激しい叩き合いを演じ、最後まで勝負をあきらめない走りで観客を沸かせた。

結果はクビ差の2着。惜敗とはなったが、その健闘ぶりにスタンドからは大きな拍手が送られ、場内は感動的な雰囲気に包まれた。海外G1の舞台でも通用する力を改めて証明した一戦となった。

今回の香港マイルでの好走により、ソウルラッシュは日本馬の高いレベルを世界に示した。勝ち切れなかった悔しさは残るものの、強豪相手に互角以上の戦いを見せた価値ある2着と言える。今後の動向にも競馬ファンの注目が集まっている。