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競輪などの売上の一部 約5200万円が県内の学校や社会福祉法人10団体に交付される

競輪とオートレースの売り上げの一部およそ5200万円が高知県内の学校や社会福祉法人などに交付されました。

競輪やオートレースを取り仕切る公益財団法人JKAは社会の課題解決に役立ててもらおうと、1949年度から売り上げの一部で様々な団体を支援しています。今年度は全国で1012件が選ばれ(総額約90億円)、高知県内では10団体に合わせておよそ5200万円が交付されました。

高知市で行われた交付式には選手たちも参加。SDGsに貢献する研究や福祉施設の送迎車など様々な分野が選ばれていて、このうち高知市の南海中学校は南海トラフ地震対策として避難訓練や備品の整備を行い、地域全体での防災意識、対応力の向上を目指すということです。

(高知市立南海中学校 廣瀬啓二 校長)
「学校の予算だけではなかなか十分なことができないので、これを機会にたくさんの地域の方に参加していただいて私の中学校区の皆さんが防災意識を高めてもらいたいなと思っています」

(競輪選手 山原さくら 選手)
「きょう参加させてもらって、たくさんの事業の方がいらっしゃって、研究だったり社会貢献だったり、いろんなところに使われているんだと思って本当に誇らしく思える時間でした」

これからも補助事業を続けていくJKAは「レースに託された思いを、地域や社会の課題解決につなげていきたい」としています。

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