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広島競輪場(ひろしまけいりんじょう) 「アーバンサイクルパークス広島」   バンクと選手宿舎兼ホテルが先行オープン、2026年3月に全面リニューアルオープン 広島市南区宇品海岸3丁目6−40 #広島

「アーバンサイクルパークス広島」は、広島競輪場を再整備し、競輪だけでなくBMXやスケートボードなどのアーバンスポーツ、ホテル、公園機能などを融合させた都市型スポーツ・交流拠点です。2025年11月にはバンクと選手宿舎兼ホテル「せとうちサイクルステイズ広島宇品」が先行オープンし、2026年3月に全面リニューアルオープン予定で、競輪ファンから家族連れまで楽しめる施設を目指しています。

主な特徴と施設
名称の由来:都市(Urban)、自転車(Cycle)、公園(Parks)を組み合わせ、「自転車を中心とした新しいランドマーク」を意味します。
競輪バンク:1周400mの青いバンクが完成し、レースが再開されました。
せとうちサイクルステイズ広島宇品:選手用宿舎を兼ねたホテルで、非開催時は一般客も宿泊可能。愛車を持ち込めるサイクルハンガーも完備。
アーバンスポーツエリア:BMX、スケートボード、キックバイクなどが楽しめるエリアが2026年3月に完成予定。
公園エリア:芝生広場や子供の遊具も整備され、地域住民が利用できる開放的な空間。

コンセプト
閉鎖的だった競輪場を「誰もが楽しめる」開かれた施設へ。
競輪とアーバンスポーツ、レジャーが融合する新しい文化の発信拠点。
サイクリストの交流拠点、地域のにぎわいを創出。
今後の予定
2025年11月: 競輪レース再開、ホテル棟開業。
2026年3月: 全エリア整備完了、全面リニューアルオープン。

広島競輪場
アーバンサイクルパークス広島

基本情報
所在地 広島県広島市南区宇品海岸3-6-40
座標 北緯34度21分20.2秒 東経132度27分56.8秒座標: 北緯34度21分20.2秒 東経132度27分56.8秒
電話投票 62#
開設 1952年(昭和27年)12月13日
走路 400m
施行者 広島市
民間委託 株式会社チャリ・ロト
トータリゼータ 日本トーター
重勝式投票 チャリロト(グループC)
マスコット 「ひろしまぴーすけ」
公式サイト ひろしまけいりん
旧称 チャリロトバンクひろしま[1]
実況
担当 和田年弘
大津尚之(モーニング競輪)
所属 JPF (企業)
記念競輪
名称 ひろしまピースカップ
開催月 12月
2025年リニューアルオープン
2024年6月25日 更新
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広島競輪場(ひろしまけいりんじょう)は広島県広島市南区宇品海岸にある競輪場。施設所有および主催は広島市。土地所有は中国財務局および広島市。競技実施はJKA西日本地区本部中四国支部。実況はJPFで、通常は和田年弘が担当。2020年よりモーニング競輪を中心に大津尚之も担当している。

概要
広島競輪場は1952年に開設された。毎年12月には記念競輪 (GIII) 『ひろしまピースカップ』を開催する(2008年は後述のふるさとダービー開催のため『ひろしまピースカップ』の名称は開催2日目のシード優秀競走に使用された)。なお、2023・24年度の記念競輪は改修工事の兼ね合いもあり玉野競輪場を借り上げて開催された。また1989年・1990年・2008年にはふるさとダービーが、1993年・1999年・2003年には共同通信社杯競輪が行われた。今後は、2027年2月20日から23日まで開場後初のGI初開催となる読売新聞社杯全日本選抜競輪の開催が決まった。

その他、主なFⅠ競走として、現役時代に通算1188勝を挙げた古田泰久を称えた『古田泰久(たいきゅう)記念杯』が開催されている。

1979年2月12日、第6レースの終了後、場内アナウンスと電光掲示板で誤った着順が発表された。5分後に訂正されたが怒った約1万人の群衆が本館や場内の車両に放火して騒然となり、残り4レースは打ち切りとなった。主催者側は交通費の名目で1人あたり3000円を支払うこととした。しかし、なお居残る者が多数いたため、最終的に約2000人については解決金として1人当たり2万円を支払っている。

1994年に広島市で行われたアジア競技大会では、自転車トラックレースの競技会場として使用された。なお2009年のヒロシマ・オリンピック構想においては、当場や広島県総合グランドなど広島湾周辺を「湾岸ゾーン」として定め、競技場を整備する計画が挙がった。

トータリゼータシステムは2022年2月まで、富士通フロンテックを採用していた(但し、オッズ表示や払い戻し金表示に関しては、京都向日町競輪場やいわき平競輪場で使用されているオムロンのフォントが利用されていた)。同年5月の開催より、玉野競輪場と同じフォントの日本トーターのものが採用されている。

2015年度より株式会社JPFによる開催事務の包括委託が行われていたが、。2022年度より委託先が株式会社チャリ・ロトに変更された。

2015年4月までに、ホームページに所在地のUjina(宇品)を用いて自転車に乗る選手を表現したピクトグラムの、新しい競輪場ロゴが登場した[7]。さらに同年8月4日には公募によりトリの新オリジナルキャラクターが決定[8]し、『ひろしまぴーすけ』と命名された。

開場以来ナイター競輪は実施していなかったが、2026年2月3日より実施される予定。

存廃問題
開設以来、これまで350億円以上もの収益を上げ広島市の財政に大きく貢献してきた競輪事業であったが、1998年度の10億円の黒字をピークに売り上げは減少し、存続を問う議論に発展した。2013年度には「赤字を継続してまで実施すべきではない」との報告書が提出され、翌2014年には「一度でも単年度赤字に陥った場合は事業を廃止するよう求める」という厳しい答申が松井一實市長(当時)に手渡されたほどであった。そのため、本場開催は1990年代では年間90日あったものの、2015年度にはその半分となる46日にまで縮小した。

この事態を受け、競輪事業を民間事業者に委託した上で、収益を保証する「収益保証額」も設定したことで、広島市には毎年2億4100万円が入るようになったことで存廃論議はトーンダウンした。加えて、インターネット投票が追い風となって売り上げが回復し再び黒字を出すようになり、2018年度は10年ぶりとなる繰り入れ金を復活させ、3億円が広島市の一般会計に入った。2022年度からは最長34年間の契約で、最低でもおよそ82億円の収入が確保される見通しとなっている。

全面改修へ
広島競輪場自体は開場から70年が経過し、施設全体が老朽化していることもあり、所有者でもある広島市は競輪場を建て替えて市民がスポーツやレジャーを楽しめる複合施設に再整備する計画を打ち出した。2021年度中に競輪場の建て替えとともに事業運営を委託する民間事業者を公募し、契約を結ぶ方針を示し、その後2022年1月7日に株式会社チャリ・ロトが民間事業者として選定された。その後、2022年度より同社に広島競輪場の運営が委託されている。

チャリ・ロトの提案によると、競輪場の敷地約6.7ヘクタールを4エリアに分けて整備し、競輪エリアでは1周400メートルのバンクは残しつつ新たに7500人収容の観覧席や選手宿舎を設け、アーバンスポーツエリアではBMX施設や3人制バスケットボールコート、キックバイクなど子ども向けの区域も作り、公園エリアは芝生広場を中心に車券販売所とレストランを建設、拡張エリアは普段は駐車場として使用するが本格的なBMXレースを誘致した際は会場として使えるようにする。2023年1月よりスタンド等施設の解体工事に入り、2025年11月の完成を目標に「アーバンサイクルパークス広島」としてリニューアルすることとなった。新しくなったスタンド棟には、一般観覧席のほか個室タイプの特別観覧席などが約500席設置されるほか、屋根が船の帆をイメージしているUjinaスカイデッキからはレース場を一望することができるようになっている。また、1階にはうどんチェーン店「ちから」が公営競技施設としては初出店した。

同年11月29日までの間は本場開催は休止し場外発売のみとし、改修期間中の広島市営の開催については他場(主に玉野競輪場)を借り上げて行われる。なお、新スタンド棟は全面オープンに先駆け6月10日よりプレオープンし、車券窓口では場外の車券発売も行っている。また、併せてナイター照明設備も設置して、今後は自場でのナイターやミッドナイトの開催も可能になった。

2025年11月30日より競走を再開。それに先立つ同月28日に竣工式が開かれた。メインスタンドには選手宿舎兼ホテルの「せとうちサイクルステイズ広島宇品」が設けられるほか(運営はせとうち観光推進機構系の「せとうちジャーニー」)、ホテル内にはロードレースチームのヴィクトワール広島が運営するバイクショップも設けられる。

チャリロト
2017年5月10日より、重勝式投票にあたるチャリロトを発売している。広島は奈良競輪場・玉野競輪場・高松競輪場・高知競輪場とキャリーオーバーを共有する『グループC』としての発売となり、キャリーオーバーの対象外であるチャリロト3は広島単独での発売となる。

チャリ・ロトがネーミングライツを取得し、2019年10月1日より「チャリロトバンクひろしま」を広島競輪場・公営競技エリアの呼称として用いる。

バンク
400mを使用している。前述の1994年のアジア大会の際に大規模な改修が行われた。クセのないバンクで直線も長いため、脚質による有利不利は少ないが、直線では中バンクより外がよく伸びる傾向がある。また、選手の間では「重いバンク」といわれている。

本競輪場の発走機は、ゴール線の15m手前に置かれる。400mバンクの競輪場では唯一であり、競走距離はS級で2015m、A級とL級(ガールズケイリン)では1615mとなる。

エピソード
ガールズケイリンにおける連勝新記録が当地で2回生まれている。
2017年3月6日、梶田舞が第7レース予選1で1着となり、連勝記録を23に伸ばして連勝新記録を達成した。翌7日の予選2でも1着となり、連勝記録は24に伸ばした。
その後、石井寛子、児玉碧衣も他場で24連勝しタイ記録を樹立したが、2021年11月13日、児玉碧衣が最終日第10レース決勝にて1着となり、新記録となる25連勝を達成した。
テレビ・ラジオ番組
競輪塾(広島ホームテレビ) – 2025年現在、広島記念の直前、及び不定期に放送
中野浩一のK-ファン(広島ホームテレビ) – 同競輪場がスポンサーの一つである競輪情報・バラエティ番組。(2008年3月29日をもって終了)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

広島競輪場(ひろしまけいりんじょう) 「アーバンサイクルパークス広島」   バンクと選手宿舎兼ホテルが先行オープン、2026年3月に全面リニューアルオープン 広島市南区宇品海岸3丁目6−40 #広島 20251207 @akibingo

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