どーもNo.10です！
劇場版第26弾「黒鉄の魚影」の妄想メイン・テーマの中盤アレンジが遂に完成しました！
今まで既存曲のアレンジばかり制作していて、オリジナルパートの作曲は初めてだったんですが…
普段メドレーばかり作っているせいか、一定のテンポのアレンジが全然思いつかず、結局「組曲」スタイルになりました！笑

中盤までで3分オーバーと、本家ではまずあり得ない長さになっていますが…
この後にもう一展開やりたいアレンジがあるので、フルヴァージョンは4分半くらいになると思います。笑

(以下、かなり長文の曲の解説です笑)

中盤は一貫して灰原目線で制作したので、実質「灰原のテーマ」です。

灰原といえば、多くの方が「哀のテーマ」のリメイクを予想していますが、個人的にはその可能性は低いと思っていて…(もっとも、リメイクされれば勿論感動すると思いますが、笑)

“天国”時点での灰原は、唯一の肉親・明美を組織に奪われ、孤独感から抜け出せず、「殺されるくらいなら…」と自らの命を粗末に扱うことも厭わないキャラクターだったため、「哀のテーマ」(=灰原“哀”のテーマ・“哀しい”テーマ)という曲がベストマッチでした。

ただ、それから月日が流れた現在の灰原は、比護選手が絡むと乙女心が全開になるなど(笑)、生きる希望に満ちたキャラクターに変化したと思っているので、
・“天国”→現在での灰原の変化
・生きる希望を見出した灰原を襲う、組織への恐怖心
という、「哀のテーマ」だけでは語れない灰原の現在地を表現したのが、今回の中盤アレンジ「灰原のテーマ」となっています。
(とはいえ「哀のテーマ」が持つ“灰原らしさ”は今でも健在だと思うので、Aメロには「哀のテーマ」の要素をふんだんに散りばめています。)

一方で、ジンに関しては“天国”→現在で殆どキャラが変わっていないので(笑)、「ジンのテーマ」はイントロに続いて中盤でもリメイクさせていただきました！

長文で失礼致しました…！
それでは、フルヴァージョンもどうぞお楽しみに！

【名探偵コナン】青山剛昌/小学館・読売テレビ・TMSエンタテインメント