耐震の数値が1になるよう、希望の2世帯で住みやすい間取りになるよう、工夫しました。
リビングが北西、キッチンが南東にあったので、配置を逆にし、残る柱と筋交いはキッチンの腰壁にくるようにし、塗装して味わいを残しました。
新築当時、お父さんが一番拘っていた奥の書院造の和室は雰囲気を壊さないよう、畳の表替えのみとしました。
1Fはお父さんとの思い出とともに元々の和の雰囲気を少し残した温かみのある雰囲気、2Fはご夫婦様の好みに寄せてインダストリアルな雰囲気を少し取り入れ、同じ家の中でも1・2Fとで雰囲気を替えたのも拘りです。
1F各部屋にインナーサッシを設置し(2Fも今後検討)冬の寒さの軽減と、耐震性能もアップし、長く住んでいただける家にグレードアップしました。