群馬県みなかみ町にある使われなくなったペンションをリノベーションして障害者向けのグループホームが開所しました。
今年4月に開所したみなかみ町藤原にあるグループホーム「クノープ」は、使われなくなったペンションを買い取り、障害者向けのグループホームにリノベーションしました。
手掛けたのは県内外で住宅や店舗の設計をしている前橋市の建築事務所「ヒロ建築工房」です。部屋は完全個室で、ペンションで使用されていたロフトなどもそのまま活かされた造りになっています。
グループホームには現在、男女あわせて3人が入居しています。このうち埼玉県からこのグループホームに移り住んだ女性は―
「職員もやさしいし、近所の人とかも優しいので、暮らしてみて、良いなと思いました。」
「人が当時少なかったりもして、自分に合ってるなと思って、職員の方も優しくて、ラフに接してくれるのでそこが決め手で入りたいと思いました。」
施設には介護福祉士などの職員が常駐していて利用者は地域で働きながら日常生活を送ることができます。この施設の隣には、新築のグループホームも設けられ、地域住民の憩いの場としても活用が期待されます。
グループホームは現在、みなかみ町内に2か所あり、今後、最大26人の障害者を受けいれることが可能です。