リノベーションされた室内はホワイトカラーで統一され、その中のひとつの壁面を普段オフィス内装などの仕事をいただいている緑演舎さんの技術を使って装飾しました。
壁面には苔むしたダイナミックな擬岩を設置し、その岩の隙間から蔓(つる)が伸びて葉を茂らせている、まるで森の奥地にある自然の一部を切り取ったかのような造形を創作しました。重厚感のある岩肌・森の奥地の潤いを感じさせる苔・生命力を感じさせる縦横無尽に伸びる軽やかな蔓と枝葉が組み合わさり、ホワイトカラーの空間に大きなインパクトを与えています。
このプロジェクトは昨年の夏頃から計画が始まり、装飾のベースである擬岩は何度も試作を繰り返し、製作過程の段取りを考え、パーツごとに分けて東京から運び入れました。
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