最新ニュース – 櫻坂４６の伝説・菅井友香、満開の旅立ち…涙で卒業「キャプテンになれたことは私の誇り」
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櫻坂４６が９日、東京ドームで全国ツアー（６都市１２公演）最終公演を開催。アンコールでは、１期生で、キャプテンの菅井友香（２６）の卒業セレモニーも行われた。
アイドル人生の集大成。水色のドレスで登場した菅井は「櫻坂４６のキャプテンになれたことは転機であり、私の誇り」と涙をぬぐった。
２０１５年８月に前身の欅坂４６の１期生として加入。１７年１月から初代キャプテンとしてグループの先頭に立ってきたアイドル人生を「波乱万丈」と表現した。自身より年下で、１０代中心だったメンバーとぶつかることも、ネットでバッシングされることもあった。気づけば「心にウソをつき、心から笑えなくなった」。
ひと呼吸置いて、菅井はファン４万人で埋まった東京ドームを見渡した。「そんな時にメッセージをくれて、ライブや舞台に足を運んでくれる皆さんが救いだった」。２０年１０月に改名後はコロナ禍で活動が制限される中でも姉妹グループの日向坂４６と切磋琢磨（せっさたくま）し、ＮＨＫ紅白歌合戦に２年連続出場。２１年９月には初の全国ツアーを開催。「メンバーの笑顔が増えたと言われて。私も一人のメンバーとして笑えるようになった」。グループとともに成長を遂げた。
“ラストステージ”となったこの日は、欅坂４６時代の「不協和音」「砂塵」を改名後、初披露。菅井が駆けた足跡は櫻坂４６の歴史であることを証明するように全２０曲を歌い上げ、ラストは新曲「その日まで」を熱唱した。今後も芸能活動を続ける菅井は「今日までグループを守るために頑張ってきました。悲しいこともあったけど、さいっこうに楽しかった」。代名詞の「がんばりきポーズ」と、とびっきりの笑顔でアイドル人生を完結させた。（田中 雄己）
◆菅井 友香（すがい・ゆうか）１９９５年１１月２９日、東京都出身。２６歳。２０１５年に欅坂４６の第１回オーディションに合格。１７年１月に初代キャプテンに就任。２０年１０月にグループ名改名後も、櫻坂４６でキャプテンを務める。愛称はゆっかー。身長１６６センチ。特技は乗馬で１１年の全日本ジュニア大会２位。日本馬術連盟スペシャルアンバサダーも務めた。
◆櫻坂４６（さくらざか４６）２０１５年８月に「乃木坂４６新プロジェクト」として、１期生２２人で「欅坂４６」を結成。１６年４月に「サイレントマジョリティー」でＣＤデビュー。中心メンバーだった平手友梨奈が２０年１月に脱退。同年１０月のライブで欅坂４６としての活動を休止し、「櫻坂４６」に改名。松田里奈が菅井の後任の２代目キャプテンに就任する。現在のメンバーは１９人。欅坂４６のアンダーグループとして１５年１１月に発足した「けやき坂」は１９年２月に「日向坂４６」に改名した。
