今年デビュー7周年を迎えたジャニーズWEST特集の第3話。
今年に入りグループの冠番組が全国放送へ進出、また個々でもドラマや舞台の主演を務めるなど、躍進を続けているジャニーズWEST。しかし、最年長の中間淳太は「（デビューしてから）5年くらいは、なかなかの凪の中にいた気がする。追い風も向かい風もない。このままの状態で続くなら、他の仕事考えようかなと思いました、正直」と、抱えていた葛藤を明かした。

そんな中間は、今年に入り数々のクイズ番組へ出演が相次ぎ、活躍を見せていた。クイズ番組に出演する理由を問われた中間は「他のメンバーは芝居に興味を持っている人が多いけど、全員がそこに行くと渋滞しちゃう。それやったら僕は、自分にしかできないことで勝負しようってことで、そっちに振り切ってますね」と語る。
9月、桐山照史は主演舞台『赤シャツ』に挑んでいた。夏目漱石の名作「坊ちゃん」に敵役として登場する八方美人で嫌みな教頭“赤シャツ”を主人公にした喜劇だ。この舞台には、事務所の後輩で舞台初挑戦のSexy Zone松島聡も出演。桐山は「今回は座長という立場だから、責任もあるし。松島くんは舞台が初めてだから、舞台を面白いと思って欲しい」と力強く話した。

互いに尊重し合い、強い信頼感で結ばれている彼ら。個々での活躍の場が広がることに対して、桐山は「グループのためにしかやっていない。僕が演じたことによって“あの子いいやん”って思ってもらって、調べてもらって、ジャ ニーズWESTの曲でも聞いてみようかな、コンサートに行ってみようかなって、思ってもらうためにやってる」と言い切る。また中間は「目にする機会は多い方が、認知度が広がるし、なにより（グループで）集まった時に凄いなと思える。それぞれがアベンジャーズというか、そんなグループになりたい」と前を向く。
個人での活動が充実する中でも、見据える先にあるのはグループのこと。葛藤の中で築いてきた固い絆、そしてメンバーそれぞれが抱く熱い想いを映し出す。

「ジャニーズWEST」Episode3は11月12日（金）25:05〜フジテレビで放送（※放送時間変更の可能性あり）。