キャンプ開幕まで約2週間。巨人を戦力外となった宮國椋丞投手は1月上旬から2週間に及んだ自主トレを打ち上げた。
「いつキャンプでテストしたいと言われもいいように」と3日に1度のペースでブルペンに入り、「体や肩を大きく使う」ことを目的として遠投は80メートルの距離まで伸ばし毎日取り組んでいる。
例年ならまだこの時期はブルペンに入ったとしても立ち投げ程度のペースだが今年はテストや招待選手としてNPBチームからキャンプ参加のオファーが来ることを信じ、その時に最大のアピールができるようにとハイペースで調整を進めている。
「戦力外になったことで逆にポジティブになれた」と話す宮國は、今の状況を悲観するのではなく、新たなチャレンジとして捉えることで「ワクワクするぐらい自分に期待できる状態」とNPB復帰を信じ前向きに自主トレに取り組んで来た。
戦力外通告を受けた宮國に対し「自分にできることは最大限に応援したい」と巨人時代のチームメートである現西武・内海は自身の自主トレに誘い、練習ができる環境を提供。
その内海は「このボールを投げていれば必ずNPBで通用する。宮國の力はまだまだこんなところで終わるものではない」とNPB復帰へ太鼓判を押す。
また、「椋丞は誰からも愛される人柄。だから皆んなが応援してくれるし、そこも選手としての魅力」と内海が話すように先輩、後輩問わずチームメートや関係者から愛された宮國。
「お世話になった方々に野球で恩返しすることしか考えていません」と強い覚悟を胸に調整を進めて来た宮國に吉報は届くのか…
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