プロ野球ニュース 「究極の目標は47都道府県制覇」 千葉に全国4つ目の室内野球練習場オープン
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■フィールドフォースが「ボールパーク柏の葉」オープン
47都道府県制覇へ、大きな一歩を刻んだ。野球用品メーカー「フィールドフォース」が千葉・柏市に室内練習場「ボールパーク柏の葉」をオープンした。全国5カ所目の施設で初めて1から設計。競技人口減少の要因となっている練習場所不足を解消し、少年野球の裾野を広げようとしている。
つくばエクスプレス線「柏の葉キャンパス駅」から徒歩15分。赤茶色のレンガがデザインされた4階建ての施設は、大リーグ・レッドソックスの本拠地フェンフェイパークとイメージが重なる。昨年12月にオープンした「ボールパーク柏の葉」。フィールドフォースにとって、全国5カ所目(6施設目)の室内練習場だ。
フィールドフォースは2016年、東京・足立区に初めて「ボールパーク1・2」をつくってから、北海道・札幌と旭川、福岡・直方にも室内練習場を建設した。これまでは大規模倉庫など既存の建物を改装してきたが、今回のボールパーク柏の葉は土地の選定から始まり、1から設計、建設をした。吉村尚記社長は「ボールパーク事業の集大成であり、今後への思いが詰まった施設です」と自信を見せる。
ボールパーク柏の葉はマシンも使えるバッティングエリアや、赤土が入ったピッチングエリアに加えて、複数人でのトレーニングやノックができる多目的コートもある。
■歯止めがかからない野球離れ 全国に練習場建設して競技人口回復へ
野球用品メーカーのフィールドフォースがボールパーク事業を進める理由は、練習場所の減少がある。「野球ができる広場や公園がない」という悩みは今や、首都圏だけではなく地方にも及んでいる。吉村社長は「かつて多くの子どもたちが放課後、バットとグラブを持って集まり、自由に野球を楽しめた空き地や広場に代わる、野球をするための場が必要と考えています」と力を込める。
野球の競技人口は減少の一途をたどっている。40年前に2万8000以上あった学童野球チームは、2020年度に1万607まで減少。子どもの数が減り、野球以外の選択肢が増えた背景があるとはいえ、野球離れに歯止めがかからない。
競技人口の減少には長時間練習や指導方針、保護者の負担など様々な要因が挙げられているが、練習場所の不足も大きな理由の1つ。吉村社長は「究極の目標は全国47都道府県全てにボールパークを展開することです。ゴールは、まだ先にあります」と話す。
初めて1から設計した「ボールパーク柏の葉」が完成し、東京、北海道、福岡、千葉と47分の4をクリア。全国制覇の挑戦は続く。(間淳 / Jun Aida)
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