田淵幸一は、その圧倒的な野球力から「ホームランアーチスト」と称された、日本プロ野球史に残る天才スラッガーです。 法政大学時代、大学通算22本塁打の記録を打ち立て、1969年に阪神タイガースへ入団プロでもその才能を発揮し、通算474本塁打、1,135打点を記録しました。
彼には数々の逸話があり、特に巨人との対戦時に見せた豪快なホームランは「空高く上がる弾道」としてファンに記憶されている。また、オールスターゲームでは、落合博満と一騎打ちで放たれた特大ホームランが語り草となっている。1978年に西武ライオンズに移籍後も、チームの中核として活躍し続けた。
秘話として、田淵は現役時代に度々怪我に苦しみながらも、練習を忘れずに復帰するたびにファンを沸かせた。 「アーチスト」の名前にふさわしいものでした